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H24 お正月 [独り言]

遅ればせながら、新年明けましておめでとうございます。

まあ、例年通りと言いますかジイジが加わったこと以外大きな変化はありません(笑)

そんな訳で恒例の代わり映えしないですが我が家の唯一のお正月に準備するのがお節なので
CIMG3691.JPG

愚息が元旦の夜に帰ってきました。
家に帰ってもお友達と会うとか言って殆ど不在です。
若いうちはそんなもんでしょう。

元旦は妹一家(+ばばちゃん)がやって来てみました。

2日は愚息が友達と約束したのがキャンセルになったとかで
高校時代の野球部の友人(といっても隣町)宅に遊びいきました。
同じ父母会ですから早めに迎えに行って私まで合流となりました。
その中で同級生がK君が迷子になったおばあさんに親切にしてあげた話をして私はいたく感動しました。

次の日ばばちゃんにその話をすると
その話を聞いた息子が
「情けは人のためならずって言うのか分かっているけど、良いことをしたとか、功徳を積むと思ってなんて言ってるけど、功徳なんて意味無いし、親切にしたとしても相手から返ってくることはねえよ。絶対!」
ばばちゃんは
「確かに、○○(息子の名前)の言うとおり、親切にしたからと言って返されることはない」と同調しています。
斜に構えた若造の話ならともかく、75年も生きたばばちゃんの言葉の重みは全く違います。
経験が言わせていることですから、どれだけ苦労してきたかと言うことでもあります。
普段から息子は私の事をお人好しの損なおばさんくらい思っているからでしょう。

ばばちゃんは、普段から頼まれもしないのにお節介やく私への苦言でもあるかもしれません。
私は「確かに情けは人のためならず、巡り巡って自分に返ってくるって言うけど、それは相手に期待してのことじゃない。自分がしたくてしてることだもん。でもさ、もしそのプラスの連鎖がほんの小さな事でも良いこと変わっていく事があるかもしれないって信じてる。根拠は全くないけど。私が案外、運が良いのはこのおかげかもしれないしね」
と言うとばばちゃんは
「そう思えば、自分もいいかもしれないけど」

妹が言うエンゼルポイントではありませんが、
私はいつも何かに助けられている気がしています。
仕事でもすっかり忘れていてもふと気づかせてくれたり、大きなミスにならなかったり。
そんな幸運は数え切れないほどありました。
幸運だとは常々感じています。

私の幸福のベクトルは金銭物品面ではなく、心の充実感や安らぎや他者との交流による喜びに向いているような気がします。
人の3倍笑っているというのはウソではないのです。
涙腺が弱いので人の1.5倍泣いているかもしれませんが(笑)


震災の爪痕も癒えないまま新しい年を迎えました。
釜石に行った時には必ず寄っていたラーメン屋さんが場所を変えて開店していたりと
嬉しいニュースも聞こえてくるようになりました。


自分の出来ることはその時々のベストを尽くしていく事だけです。
それだけは変わらずしていこうと思っています。


更新もままならいつたないこのブログではありますが、おたずね頂ければ嬉しいです。
いつもありがとうございます。

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Sho

noelさんのおうちの暖かなお正月の様子が伝わってきて、ほのぼのした気持になれました。
おせち料理、いいですねえ ! ! !
手作りのお料理はやっぱりいいです。

>妹一家(+ばばちゃん)
という表現が、なんだかユーモラスで、ばばちゃんがとっても可愛らしく感じました。

幸せのベクトルというのは、ああ・・あるなあ・・と思いました。
私も、お金とか地位とかより、大事な人の健康とか、笑い会えることとか
季節の変化を感じ取れるとか、そういう方だなあと思います。

今年がnoelさんと御家族によい年でありますように。


by Sho (2012-01-14 20:53) 

ピョル

noel様、おはようございます。

お話読んでいて、思い出した話があります。ある心理学の実験で一冊の新聞ある言葉がいくつ入っているか、という実験がありました。悲観的な人や、自分で人生うまくいってない人というのはひたすら全ページを読んで、その言葉を数えましたが、楽観的な人や、幸せな人生を送ってる、と思う人は、新聞の中にある、○○という言葉はいくつ入ってる、というヒントに気付き、正解をするそうです。

またこんな話もあります。松下電器の創業者、松下幸之助は新入社員の面接の際、自分は幸せかどうか聞くらしいのですが、自分を不幸だと思う人はどんなにいい大学でも、成績が良くても不採用で、逆に自分が幸せだと感じられる人を採用し、後に彼らはヒット商品を作り出しました。幸せだと思える人には、他人やいろんな出来事に対する感謝の気持ちがあり、自分が生かされてる、恵まれてるってことがわかっているから、なんだそうです。

公徳の話とちょっとズレましたが、私はnoel様のように誰かにしてあげた良いことは、周り回って、いつか自分を助けてくれる、と信じているし、(芥川龍之介のくもの糸みたいに)実際、自分に訪れた数々の幸運は私だけの運ではなく、周りの人達の助けがあってこそ、実現されたのでした。
身を持って体験したからこそ、いつも誰かに感謝し、健康に暮らせることに感謝し、自然に生かされてることに感謝するようにしてます。

短い人生、楽しんで暮らすか、悲しんで暮らすかは、その人次第ですが、やっぱり楽しく暮らしたほうが断然いいですよね!

長いコメントで失礼しました。私はいつもnoel様のnice!に助けられて、blogを書いているようなものです。本当にいつもありがとうございます。今年も素敵な一年になりますように。
by ピョル (2012-01-15 09:23) 

noel

>Shoさん
コメントありがとうございます。
いつもと変わらずですが、“いつもでいられる有り難さ”を感じた年でもありました。
Shoさんにとっても良い年でありますように祈っています。


>ピョルさん
ピョルさんは私よりずっと年下ですがいろんな事を教えて貰っています。素敵な私の師匠です。
ピョルさんにとっても素敵で意義のある年になりますように!
by noel (2012-01-15 10:49) 

non_0101

あけましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いします☆

ブログを読んで、随分前に電車の中で聞いたおばさんたちの会話を思い出しました。
その人は人へ積極的に親切にする人みたいです。
曰く、例え自分には返ってこなくても、自分の子供とか孫に返ってくるかも知れない。親に似合わない出来た息子が病気で早死にするという話もよく聞くし、親切にして悪いことはないもの。因果応報みたいに、不親切が返ってくるよりはいいもんね。みたいなことを言っていました。
自分に返ってこなくても、自分の家族に返ってくるかもという考え方もあるのだなあと、その時は目から鱗でした☆
by non_0101 (2012-01-15 13:23) 

noel

>rosemaryさん
nice!ありがとうございます。


>non_0101さん
そうですね。私もそのおばあさんを見習って出来ることはしていきたいと思います。
nonさん今年もよろしくお願いします。
by noel (2012-01-16 15:53) 

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