SSブログ

「夜は短し歩けよ乙女」本 [本]

お盆に愚息が帰ってきたとき置いていった本だった。
話題の本であることは知っていた。
旅行の少し前から読み始めたが、好きなカバーをつけて旅のお供として連れて行った。

新幹線は叔母の隣に座る。
厄介な姉弟3人は通路の反対側にいる。
叔母はおとなしい人なので、話しかければ気さくに答えるが私と違いのべつ幕無ししゃべっているわけではない。
お陰でゆったりと読書が出来た。



「夜は短し歩けよ乙女」森見登美彦著

面白かった。
京都の大学生が意中の人である黒髪の乙女との春夏秋冬のそれぞれのエピソードを綴っている。
語り手が青年であったり、黒髪の乙女であったり。その文体も異なる。
全体の雰囲気はなかりクラシカル。それが斬新なのだ。

黒髪の乙女のキャラがひときわ立っている。
非常に個性的過ぎる脇役にも負けていない。
主人公の青年をあえて控えめに置いてあることで物語がイキイキと動き出したように思う。


旅行中持っていった本は1冊だけだったので2回も読んだ。
それでもまだ読んでも良いと思うくらい面白い。


夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)

夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)

  • 作者: 森見 登美彦
  • 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
  • 発売日: 2008/12/25
  • メディア: 文庫



お薦めの一冊です。
機会がありましたら是非どうぞ。


その中に「偽電気ブラン」が出てくる。
数年前お土産に買って貰った電気ブランなんか嬉しくて自宅の有ったものを掲載します。

うちはそれほどお酒が好きな人がいないのであまりと言うか殆ど減らない。
いただいた日本酒を料理で使う程度。
ビールは期限が切れてしまう。
この電気ブランはアルコール40度らしいけどどのくらい持つのだろうか。
3159955
3159956

用事があり愚息と話す。
その時に「夜乙女」面白く読んだ話をした。
そしたら同じ作家の本を部屋に置いてあるというので早速持ってきた。
こちらの本の先に上梓されたようだ。次はこの本を読むことにした。


nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 1

コメント 2

Sho

先ず題名が面白いですね(笑)。
恋愛物はクラシカルな方が、断然面白いと思います。
一冊の本を息子さんと読むって、素敵だなあ。
by Sho (2009-09-19 18:07) 

noel

>Sho様
nice!コメントありがとうございます。

面白かったですよ。うちはたいがい偏見が無いみたいで案外なんでも見たり読んだりします。夫も私もそうだし息子もそうみたいです。

この小説は文体がいいです。是非どうぞ。

by noel (2009-09-19 19:19) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。