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楽しき手作り生活2 ミシン [ハンドメイド]

ミシン

母が買ってくれた嫁入り道具だ。
母が勤めていたときに、毎月積み立てをして結婚が決まったときに買ってくれた。
洋裁などほとんどしなかったのに、良く持たせてくれたものだと思う。
結婚後どういう訳がパッチワークと出会って小物を仕立ての時使ったり、息子が生まれて手作りする機会が増えて活躍した。
25年経っているし何度も調子悪くなっている。

10年くらい前だが、大きなショッピングセンターの中に出来た手芸屋さんのお兄さんと仲良くなった。
お兄さんはミシンのメーカーの技術者だったらしくてミシンを愛しているのがよく分かった。
キルト1枚分だけでも結構な厚みが出るが、バッグの仕立てに使おうと思うとそれが2枚3枚と重なるのだ。
家庭用のミシンはそこまで出来ていない。
結局、何度も針を折り調子悪くしてしまう。針目が飛んでしまったり、スムーズに動かなかったり。
そのお兄さんに出来る範囲で良いからと修理に預けた。
丁寧にホコリを払い微調整してくれたようだ。中速以下なら使えると言うことでそのまま使っている。
新しいミシンを買わなくてはいけない覚悟だったが助かった。
今度ミシンを買う時はそのお兄さんから買おうと決めたがもう10年経ってしまっている。
頻繁に行っていた店もショッピングセンターが模様替えしてしまって行かなくなってしまったし、
手芸屋さんもお兄さんが見かけなくなったので寄らなくなってしまった。

今週、私の作業台にはミシンがのかったままだ。
小物たちがここで生まれいる。
まだ作ろうと思っているからもう少しだけこのまま…。

私がアトリエと呼ぶ部屋は、
4畳半くらいで元々押し入れスペースに板を載せた作業台と
その両脇には私がすのこで作った棚が付いている。
それまでは居間にキルト用品が侵略していたのでここから出るなと言うことらしい。
大きめのキルトの時はしつけを掛けるのに8畳くらいのスペースが必要なので時間が取れる日に居間のものを片づけて行うが、他のほとんどはここにいる。
作業台には道具やら布やら山のようになっている。作業するときにそこを片づけてスペースを作ると具合だ。
反対側に壁にはカントリー風の家具が有ってCDを掛けるオーディオ(あまり高くないけど)が有る。
その下の棚には、たぶん100枚を越えるCDが入っている。
ここにいるときはほとんど何かしらのCDが掛かっている。
ミシンの時はそれほど音楽を意識しないが、手で作業しているときは音楽の中で呼吸しながら布と針にさわっている。
とても贅沢な時間なのかもしれない。

昨日、ほどいたスカートでブックカバー作った。
やっぱり個性的で強い色だ。もう30年以上前の布なのに。
自分用に思い出の布で作ったブックカバー。

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コメント 6

satoko

好きな音楽を聴きながらハンドメイド、
贅沢な時間を過ごせる自分だけのスペースをお持ちでうらやましいです。
思い出の生地がブックカバーに生まれ変わって
またずっと傍で活躍してくれますね。
ブラウンに朱がとてもきれいです。

by satoko (2008-05-17 11:20) 

noel

>satoko様
いらっしゃいませ。下手な横好きですが楽しいです。
satokoさんのブログはRSSに登録しましたので時々お邪魔すると思います。
自分と違った個性を見ることも楽しいです。

by noel (2008-05-17 13:20) 

スー

いろいろな思い出のつまったミシン、
当分、手放せそうもありませんね。
by スー (2008-05-17 16:04) 

noel

>スー様
使えるうちは大事にしようと思っています。
nice!ありがとうございす。

>rosemary様
nice!ありがとうございます。
by noel (2008-05-19 17:25) 

夜中の人

次々と素敵な作品が完成しますね。色々アップしてくださって次は何が出てくるんだろう・・ととても楽しいです。
by 夜中の人 (2008-05-20 02:22) 

noel

>夜中の人様
お見せするのも憚られるような代物ですがまあ私が作ったものはこんなものです。
私は完璧主義ではなく完成主義です。完成すれば満足!
コメントありがとうございます。
by noel (2008-05-20 18:08) 

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